《ドラン・ゴルギーニ》 [編集]

ドラン・ゴルギーニ OR 光文明 (4)
タマシード/クリーチャー:メカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン/ACE 11500
このタマシードが出た時、相手のクリーチャーを2体まで選んでタップする。次の相手のターンのはじめに、それらはアンタップしない。
自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。その後、自分のクリーチャーの数が相手のより多ければ、次の自分のターンのはじめまで、自分のクリーチャーは破壊されない。

DM22-RP1で登場したメカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン/ACEタマシード/クリーチャー

cipで相手クリーチャーを2体フリーズする。また、アタックトリガー手札からコスト5以下のクリーチャーを出し、さらに条件付きで味方全体に破壊耐性付与する。光の擬似シビルカウント4を達成するまではクリーチャーとして扱わない。

アタックトリガーで出したクリーチャーにも除去耐性を与えられるため、フィールドアドバンテージを維持しやすい。強力な能力だがクリーチャーとして扱わない間は攻撃もできないため、小型クリーチャータマシード展開し、早期にデメリットを解除しておきたい。

DM22-RP1には手札補充持ちの《シェケダン・ドメチアーレ》耐性を強化できる《ブルトゥーラ-D1》、頭数を稼げる《アストマープル-T3》などシナジーを持つカードが多く収録されている。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

DMGP2022」直後あたりにこのカードを主要パーツとした【白単ドラン・ゴルギーニ】が成立。メタカードを展開して《ドラン・ゴルギーニ》と《ブルトゥーラ-D1》でそれを守る動きが強力で、《レク・シディア》,《検問の守り 輝羅》,《五憐の精霊オソニス》などを採用した型がCSで一定数結果を残している。

DM23-RP3型のメカでは、《アーテル・ゴルギーニ》および《千羽忍革 ボジソワカ》の踏み倒し最大値であるコスト4の中で高い性能を持っていることからよく採用される。
アタックトリガーによる破壊のみに発揮する耐性は、その甘さが逆に革命チェンジの追撃やニンジャ・チェンジの防衛を邪魔しないメリットになる。

背景ストーリーにおいて [編集]

「富豪龍」の異名を持つ光文明の盟主。
彼が治めるゴルギーニ・タウンは彼が全力で走れるよう、大金をかけてサーキット仕様に改造されている。
火文明を治める当代の「暴竜爵」とは互いに幼竜期からの付き合い。

アビスロイヤル復活の真偽を確かめて住民を安心させるため、護衛部隊とともに異空間に乗り込み、「深淵」より復活したアビスロイヤルと交戦。
全てのギアを解放して龍形態となり《深淵の三咆哮 バウワウジャ》を撃破するが、その直後に現れた《アビスベル=ジャシン帝》に「深淵」に引きずり込まれて腹を貫かれ、一撃で倒されてしまった。
致命傷を負いながらも最後の力を振り絞って「深淵」から撤退し、一命はとりとめたようだ。

  • アニメ・漫画でこのカードの使い手である覚知山 ボウイも、背景ストーリーにおけるこのクリーチャーと同様に、デュエルに負けた後《ジャシン帝》に腹を貫かれそうになっているが、邪神くんに変化したことで命拾いしている。

アニメ・漫画において [編集]

  • 漫画での初登場は第1話の斬札 ウィン戦。《ブルトゥーラ-D1》破壊以外への耐性と合わせ、全ての除去を無効化する「ゴールデン・スーパーカーコンボ」でウィンを追い詰めた。相手クリーチャーをフリーズするcipは「タイヤロックンホールド」と呼ばれていた。

その他 [編集]

  • カード名について、前半は「ドラゴン」、後半はフランスの自動車メーカー「ゴルディーニ」とイタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」という2通りの由来が考えられるが、以下の理由でランボルギーニの説が有力である。
    1. 車体から翼が生えているデザインがランボルギーニ・カウンタックの特徴である「シザードア」に似ている
    2. アニメで覚知山 ボウイがランボルギーニと思われる車に乗っている
    3. 同弾で登場した《シェケダン・ドメチアーレ》はフェラーリモチーフだが、ランボルギーニの開発秘話のひとつに、フェラーリを超える車を目指して設計されたというエピソードがある
    • このクリーチャーの場合、を挟んで「ランゴルディーニ」と読めるので、余計にランボルギーニが由来のように思える。ただし、他のスーパーカー・ドラゴンにはこのようなリエゾンは見られない。
  • 通常版のイラストではスーパーカーの姿だが、シークレット版のイラストでは変形してドラゴンの姿となっている。

サイクル [編集]

DM22-RP1cipアタックトリガーを持つACEタマシード/クリーチャーサイクル《ドラン・ゴルギーニ》のみオーバーレアで、他はすべてスーパーレア《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》以外はcipとよく似た効果の呪文が同文明の0〜1コスト下に存在する。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • カード特性について

Q.バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいない状況で《ミラクル・ミラダンテ》の「革命0トリガー」を使ったところ、表向きにした山札の一番上のカードが《ドラン・ゴルギーニ》でした。
この《ドラン・ゴルギーニ》を出し、《ミラクル・ミラダンテ》に進化できますか?
類似例:《ボルシャック・ドギラゴン》《ボルシャック・フォース・ドラゴン》
A.《ドラン・ゴルギーニ》を出すことはできますが、その上に《ミラクル・ミラダンテ》を重ねることはできません。
《ドラン・ゴルギーニ》は、山札では状況を問わずクリーチャーですので《ミラクル・ミラダンテ》の効果でバトルゾーンに出せます。その後、質問の状況では、バトルゾーンに出た《ドラン・ゴルギーニ》はクリーチャーになる条件を満たせず、「シンカライズ」を持たないタマシードになるので、その上にクリーチャーを進化できず、《ミラクル・ミラダンテ》は手札に残ったまま処理を終了します。
引用元(2022.9.16)

Q.《ドラン・ゴルギーニ》がバトルゾーンに出た時、相手の《ブラキオ龍樹》《The邪悪 寄成ギョウ》の置換効果は適用されますか?
A.状況によって置換効果が適用されるかどうかが変わります。
《ドラン・ゴルギーニ》が出た時点で自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが4つ以上ある場合、クリーチャーが出たことになるので、《ブラキオ龍樹》《The邪悪 寄成ギョウ》の置換効果が適用されます。光のクリーチャーまたは光のタマシードが3つ以下しかない場合、《ドラン・ゴルギーニ》が出てもタマシードが出たことにしかならないので、置換効果は適用されません。
引用元(2022.9.16)

Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ドラン・ゴルギーニ》を出しました。この時、「このタマシードが出た時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で《ドラン・ゴルギーニ》を出した場合、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。
引用元(2022.9.16)

Q.バトルゾーンに自分のカードが1枚もない状況で、自分は《T・T・T》を唱えて、手札から《ドラン・ゴルギーニ》のコストを3少なくして召喚しました。その後、同ターン中に自分が光のクリーチャーを3体出した場合、最初に出した《ドラン・ゴルギーニ》は「スピードアタッカー」で攻撃できるようになりますか?
A.いいえ、光のクリーチャーまたは光のタマシードが4つ以上になっても、その《ドラン・ゴルギーニ》は「スピードアタッカー」を得ていません。
《T・T・T》は、召喚してバトルゾーンに出たクリーチャーに「スピードアタッカー」の能力を与えます。この《ドラン・ゴルギーニ》は出たタイミングではタマシードでしたので、「クリーチャーに「スピードアタッカー」を与える」という効果が適用されていません。
引用元(2022.9.20)